白内障手術のメリット

ストレスなく見えるようになる

白内障はなりかけのうちはあまり気になることがありません。症状が進行するまで気づかない人も多いくらいです。

しかし、ある程度症状が進行してくると、見えづらくてイライラしてしまうこともよくあります。白内障手術を受ければ、そのようなイライラがなくなるのが分かりやすいメリットです。

くっきりと見えるようになることで、生活の質も向上するでしょう。これまでは、よく見えないということで趣味などを楽しむのが億劫になっていた人もいるかもしれません。

白内障手術で視界がクリアになれば、何事にも積極的に取り組めるようになります。外出する機会が増えることで、心身の健康にもつながるでしょう。定年退職済みの人なら、充実した老後を過ごせるでしょう。

また、自宅にいるときにも、新聞を読んだり読書をしたりするのが楽しくなります。普段から頭を使う機会が増え、視覚から得られる情報も多くなるため認知症対策にもつながることも大きなメリットです。

近視や老眼も改善

白内障の症状に悩まされている人の中には、近視や老眼にも悩まされている人も少なくありません。そのような人の大半はメガネをかけるか、コンタクトレンズを使用するかしています。

近視か老眼のどちらか一方だけなら、それほど不便ではありませんが、両方だという人も多いです。そのような人は、普段から2種類のメガネを使い分けるなどしています。

その一方で、白内障手術の際に使用する眼内レンズは、度数が入っているものを使用します。そのため、視力の矯正もできるのです。近視か老眼のどちらか一方は改善することができます。メガネは1つだけで済み、近くを見るか遠くをみるかで付け替える必要はありません。

また、多焦点眼内レンズを使用する場合には、近視と老眼の両方を改善することも可能です。

今までは近くも遠くもはっきりとは見えず、メガネをかけてやっと濁ったように見えるくらいだったのが、手術後はクリアに見えるようになります。まるで世界が変わったかのように感じられるでしょう。